島津製作所,分析計測機器を米国食品医薬品局(FDA)のクラスI医療機器に登録

島津製作所は「高速液体クロマトグラフ分析装置」と「高速液体クロマトグラフ質量分析装置」について,米国食品医薬品局(FDA)のクラスI医療機器登録を行なった。

今回,FDAに医療機器登録を行なったのは高速液体クロマトグラフ分析装置の「LC-20シリーズ」,「LC-30シリーズ」,高速液体クロマトグラフ質量分析装置の「LCMS-2020」,「LCMS-8030」,「LCMS-8040」,「LCMS-8050」で,測定対象や用途に応じて選択できるようにした。

同社は昨年,「高速液体クロマトグラフ分析装置」と「高速液体クロマトグラフ質量分析装置」について,本社とSUMにて医療機器向け品質マネジメント国際規格であるISO13485の認証を取得。今回のFDAでの医療機器登録はその次のステップとなる。

同社の分析計測事業部には,日本の薬事承認済みの医療機器として「血液凝固分析装置」「ディスクリート方式臨床化学自動分析装置」があるが,FDAに医療機器登録された分析計測機器は今回が初めてとしている。

今後はガスクロマトグラフ,ガスクロマトグラフ質量分析装置,その他の分析計測機器についてもFDAの医療機器登録を進め,また今後世界各国の医療法令への対応を進める予定だ。

詳細はこちら