ソーラーフロンティアら3社,メガソーラー向けEPC業務で戦略的提携を締結

ソーラーフロンティアと,太陽光発電EPC(設計・調達・建設)世界最大手の独ベレクトリック,エネルギープラント建設の昭石エンジニアリングの3社は,日本でのEPC業務などを中心にした戦略的提携に関する契約を締結,今後国内のメガソーラー案件に向けてサービスを開始する。

今回の提携では,CISを含むメガソーラー設置の豊富なノウハウを有するべレクトリック社の日本法人,日本市場の知見や関連業者の強力なネットワークを持つ昭石エンジニアリング,さらにソーラーフロンティアが協力体制を組むことで,CIS薄膜太陽電池モジュールの強みを活用したメガソーラーの建設が可能になる。ソーラーフロンティアとべレクトリックは,2010年からの欧州における販売提携や2012年の合弁会社PV CIStemsなどが基礎となり,今回の日本での提携に至った。

3社は今年3月に売電を開始した国富メガソーラー(宮崎県)で,すでに共同で事業を行なっている。今回の提携契約の締結により,今後の案件ではさらに迅速な協力体制の構築が可能になる。締結後の第一号案件は,SFソーラーパワー社による片倉工業の旧末吉工場跡地(鹿児島県曽於市)のメガソーラー。

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