トプコンは,LED光源の搭載に対応した「スリットランプ SL-D701」を12月より発売する。スリットランプ(細隙灯顕微鏡)は,前眼部から結膜,角膜,水晶体,そして眼底と,眼球全般を観察するために,眼科で最も一般的に使用されている検査機器。
新製品は,従来のハロゲンランプに加え,新たに白色LEDを照明光源として選べるようになった。白色LEDは,短波長成分を多く含むという特性から,透光体における散乱光が増加し,視認性が向上するといわれている。また,長寿命の光源なので,診察時間中のランプ交換が発生する頻度は大幅に低減する。
この製品の発売と合わせて,電子画像の取得,ファイリングを可能とする新しい「デジタル撮影ユニット DC-4」もリリースする。このユニットは,従来のデジタル撮影ユニットに対しコントラスト感度特性の向上と記録画像の画質向上を図っている。静止画の記録に露光調節機能を採用し,モニタ用のライブ画像で設定されている明るさそのままで静止画の記録を行なうことができる。
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