ミヤチテクノス,新タイプのパルスファイバーレーザ溶接装置を発売

ミヤチテクノスは,従来のランプ励起方式のYAGレーザと比較し,さらに高品質,大幅な低消費電力,低ランニングコストを実現したパルスファイバレーザ溶接装置「ML-3060A」を発売した。パルス/CW(連続発振)動作が可能で,最大定格出力はパルス時:600W/CW時:550W。最大ピークパワーはパルス時:5.5kW/CW時:0.55kWとなっている。波長は1070nm±3nm。

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新しいパルスファイバレーザ方式とチラー不要の完全空冷方式を採用した。高効率ファイバレーザ方式は,同出力のYAGレーザと比較し,約85%の消費電力を削減しながら,最大60(J)の大エネルギーにより,従来YAGにしかできなかった用途にも適用可能となっている。

熱レンズ効果がなく,安定したスポットサイズを実現しており,電子部品,電装部品,機械部品,樹脂部品,メディカル部品,精密板金の溶接, 小型部品のシーム溶接,微細スポット溶接など,YAGレーザの置き換えに適している。

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