Stratasys,3Dプリントで手術のシミュレーション向けマルチマテリアル生体モデルを作成

Stratasysは,マレーシアのマラヤ大学の生物医学技術統合センター(CMBTI)と,3Dプリンティング技術を活用して実物そっくりのマルチマテリアル生体モデルを作成した。これは、内視鏡脳神経外科手術のシミュレーションするためのもので,手術計画やトレーニングの展望を変える画期的なソリューションとなる。

CBMTIは、外科医の訓練経験向上のためのトレーニングおよび研究を目的としたカスタム生体モデルの作成を専門としている。 Stratasysのマルチマテリアル3Dプリンタ 「Objet Connex500」および「Objet Eden350」を採用したことで,表面から内部に至るまで異なる材質と密度の特徴をもつ生体モデルの作成が可能となり,人体の各部を正確かつ効率的に,高い費用効果でモデル化し,リアルな生体モデルを作成している。

CBMTIは,Stratasysの3Dプリンタを使用することで,作成能力を40パーセント引き上げた。 また,Objet Connex 3Dプリンタを使用して大学研究プロジェクトのプロトタイプの作成や生体モデルの作成も行なっており,また,Eden 3Dプリンタは手術計画,特に手術中に使用する器具に特化して利用されている。

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