東北大、短期間のサーキット運動介入で高齢者の認知機能が向上することを発見

東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センター兼務(災害科学国際研究所)助教の野内類氏、教授の川島隆太氏らの研究グループは、高齢者64人を対象に無作為比較対照試験を行った結果、4週間のサーキット運動トレーニングが、実行機能、エピソード記憶、処理速度など広範囲な認知機能を改善することを明らかにした。

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サーキット運動トレーニングは高齢者でも取り組みやすいため、今後急速な増加が見込まれる高齢者の認知症予防や認知機能リハビリなどへの応用が期待される。

4週間という短期間でも広範囲な認知機能が改善することを見出した点、および高齢者を対象とした無作為比較対照試験である点から、従来にない画期的な研究成果だとしている。

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