サンパワー社,メガソーラー向けパネルを清水建設と大林組に供給

サンパワー社は,69MWの高効率「E20/327ソーラーパネル」を清水建設に供給することを発表した。清水建設は,このソーラーパネルを使用し,青森県・六ヶ所村にユーラスエナジーの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する予定。今回の合意により,サンパワー社は国内最大の太陽光発電施設にクリーン・エネルギーを供給することになる。

清水建設は,ユーラスエナジーグループの子会社であるユーラス六ヶ所太陽光が展開するメガソーラー・プロジェクトで設計・調達・建設(EPC)を担当する。発電所は,2015年下期に本稼働を開始する予定。

また,サンパワー社は27.4MWの「E20/327ソーラーパネル」を大林組に供給する。大林組はこのソーラーパネルを使用し,ユーラスエナジーグループの子会社が運営するメガソーラーを北海道・豊頃町に建設する予定。大林組はEPCを担当し,2015年には本稼働を開始する見込み。

サンパワー社の「E20/327ソーラーパネル」は,バックコンタクト方式太陽電池が組み込まれている。この太陽電池は,銅の厚膜をベースとしており,温度変化に起因する亀裂,腐食,圧力に対して極めて高い耐久性を備えている。変換効率は20.1%で,少ないパネル数でシステム出力を最大化する。

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