シャープは,ノートPC向けとして初めて4K2K(3,840 × 2,160)の解像度を実現した15.6型IGZO液晶パネルのサンプル出荷を,9月より開始した。2014年2月から亀山第2工場にて生産を開始する予定。
この液晶パネルは,薄膜トランジスタの小型化が図れ,光の透過率を向上させるIGZO技術の採用により,ノートPC向けとして初めて4K2Kの解像度を実現した。光の透過率の向上により低消費電力化が図れることに加え,静止画の表示時に液晶駆動電力を抑えるIGZOの特性との相乗効果で高い省エネ性を発揮,ノートPCのバッテリー駆動の長時間化に貢献する。また,ペン入力ができるタッチパネル対応の設計も可能。
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