古河電気工業は保有する青森県八戸市の用地を三井不動産に対し,太陽光発電事業用地として賃貸すると発表した。
不動産を有効活用したい古河電工と,再生可能エネルギー発電事業を推進している三井不動産のニーズが一致したもので,三井不動産はこの用地にメガソーラを建設し,東北電力に売電する事業を行なう。
三井不動産にとっては,昨年度着工済みの山口県山陽小野田市,大分県大分市,北海道苫小牧市に続き,4施設目となるもので,県内でも比較的温和な気候で積雪量が少ないことから,年間を通してメガソーラを稼動できるとしている。
この施設では,日本製の太陽電池モジュール・設備を採用し,発電出力は約8MWとなり,年間発電電力量に換算すると約860万kWhとなる見込みで,一般家庭の年間消費電力量約2,300世帯分に相当する。2014年度の稼動を目指す。
今回の計画と着工済みの3施設を合計した発電出力は約62MWとなる予定で,年間発電電力量換算は約6,500万kWh,一般家庭の年間消費電力量約18,000世帯分が賄える見込みとしている。
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