東芝メディカルシステムズ,デジタルX線TVシステムに13×14インチFPD搭載バージョンを追加

東芝メディカルシステムズは,デジタルX線TVシステム「ZEXIRA™(ゼクシラ)シリーズ」に,13×14インチの高精細X線平面検出器(Flat Panel Detector:FPD)を搭載した「ZEXIRA FPD1314システム」をラインアップに加え,8月8日より全国で販売を開始する。

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従来のイメージインテンシファイア(I.I.)や四切のフィルムに比べより広い,消化管検査などに最適な13×14インチのFPDを採用。大腸の湾曲部や変形胃の撮影における位置決めが容易になるほか,臨床目的に応じて適切な視野を確保することが可能となった。

また143μmの微細な画素ピッチと,微細ファイバ構造のCsI膜からなるFPDの採用により,I.I.システムに比べて高精細な画像が得られる。同社独自のデジタル補償フィルタにより,透視像や撮影像の黒つぶれや白飛びを軽減することができるため,検査部位による影響が少なく、見やすい画像が得られる。

ハードウェアと画像処理技術を統合し,観察しやすい画像を提供する画質コンセプトPureBrain™により,検査に最適な線量モードと画像処理パラメータが設定されるため,照射線量の増加を抑えながら高画質な透視・撮影像を得ることができる。

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