NHKと宇宙航空研究開発機構(JAXA)が共同で、準備を進めてきた宇宙用の超高感度4Kカメラシステムが、国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられた。このカメラは、8月4日(日)午前4時48分(予定)、種子島宇宙センターからH-IIBロケットで打ち上げられた補給機“こうのとり”4号機(HTV4)に搭載され、国際宇宙ステーションに届けられた。
この超高感度4Kカメラが狙うのは、12月に地球に接近する“アイソン彗星”。昨年9月に発見された新たな彗星で、初めて太陽の間近まで近づくため、大量のチリとガスを吹き出し巨大な“尾”をたなびかせる、世紀の大彗星になると期待される。
今回のように、国際宇宙ステーションに4Kカメラを持ち込み、撮影するのは世界初の試み。撮影した彗星の映像は、12月、「NHKスペシャル」などの番組で紹介する予定。
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