東北大、強度と導電性を兼ね備えた生体適合性材料の作製に成功

東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)助教のラモン・アスコン氏、助手のアハディアン氏、主任研究者のカデムホッセイニ氏、主任研究者の末永氏らのグループは、東北大学大学院工学研究科、大学院環境科学研究科、物質・材料研究機構、ハーバード大学などと共同で、生体組織工学に必要不可欠な生体適合性材料の強度と導電性の大幅な改良に成功した。

130627tohoku4

親水性ゲルとカーボンナノチューブのハイブリッド材料を使用し、カーボンナノチューブ
を一方向に並べることで実現した。さらに、改良した材料を使って培養した筋肉組織が、従来より効率的に収縮弛緩することを示した。

この技術を用いて、再生医療に必要な臓器や組織作製が期待される。

詳しくはこちら