防衛医大など、若くして痛風を発症する遺伝子要因を特定

防衛医科大学校講師の松尾洋孝氏、医官の中山昌氏喜、東京薬科大学教授の市田公美氏、および東京大学医学部附属病院講師の高田龍平氏らの研究グループは、痛風患者の発症年齢と尿酸を運ぶ輸送体の遺伝子解析から、若くして痛風を引き起こす主な要因がABCG2という尿酸輸送体の特定の遺伝子変異と強く関連していることを発見した。

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すなわち、尿酸輸送体ABCG2に遺伝子変異が認められる場合にはそうでない場合に比べて、痛風の平均発症年齢が最大で6.5歳若いことが分かった。 そして、20代以下では痛風発症のリスクを最大22.2倍も高めました。 20代以下で発症した痛風患者の約9割(88.2%)がこの遺伝子変異を持っていた。

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