パナソニックは,アジアでの住宅照明事業を本格的に展開する。まず,ベトナム市場において,LED住宅用照明器具の販売を6月から開始。これに続いて,順次,インドネシア,インド,台湾,香港へ販売を拡大していく。すでにシーリングライトを発売している中国でも,LEDの製品ラインアップを拡充し,同事業を本格的に拡大する。
2012年度の同社住宅用照明器具の海外販売は,中国を中心に約30億円だが,今回のアジア市場への本格展開により,2015年度の住宅用照明器具の海外販売目標は,2012年度の2倍以上を目指す。
これに向け,LEDユニットや電源を,アジア地域向けにカスタマイズし,そのデバイスを標準化することによって,集中生産によるコスト競争力を高めるほか,器具のデザイン自体は各地域・国の嗜好に合わせ現地適合化する「地産地消型」を目指す。
また,ベトナム,インドネシア,インドにショウルームや販売店を整備。住宅用LED照明器具を幅広いラインアップで提供することにより,中間層の増加に伴う住宅関連を中心とした大きな需要を取り込む。
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