伊藤忠商事,アフリカ最大級の太陽光発電設備建設に着工

伊藤忠商事が37.5%を出資するノルウェーのScatec Solar社は,2012年5月の入札で南アフリカ政府より優先契約交渉権を獲得した第2期太陽光発電事業(合計115MW)について,2013年5月9日付で20年間の売電契約を国営電力会社Eskomと締結した。

また,同国の銀行との融資契約も締結し,2014年末頃の稼働開始を目指して建設着工した。この事業は160haの敷地に約46万枚の太陽電池パネルを敷き詰めることで年間225GWh以上の発電量を見込むもの。

南アフリカ政府は将来的に電力需要の約2割を太陽光をはじめとする再生可能エネルギーにより賄うという目標を設定しており,この案件は南アフリカの電力買取制度REIPPP制度に基づき推進される。

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