JAと三菱商事,農業施設等を活用した分散型太陽光発電事業を開始

全国農業協同組合連合会(JA全農)と三菱商事は昨年7月,全国の農業者・JAグループ関連施設の屋根を活用した太陽光発電事業を共同で推進していくことにつき合意,同10月には合弁でJAMCソーラーエナジー合同会社(以下「JAMCソーラー」)を新設して事業を進めてきた。

これに関し6月5日,岩手県花巻市にて,JAMCソーラーの第1号案件として,全農岩手県本部いわて純情米広域集出荷施設発電所の起工式を開催する。同発電所は,全農岩手県本部の米倉庫の屋根に太陽光発電設備を設置するもの。出力は農業施設への屋根設置型においては最大級の799kW。

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JAMCソーラーは設立後,全国各地で発電設備の設置計画を進めており,昨年度(平成24年度)の買取価格認定案件は約80案件,発電容量合計で3万kWとなった。今後,順次各施設への発電設備の設置に努める。

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