NEDO,国際連合工業開発機関と包括協力協定を締結

NEDOと国際連合工業開発機関(UNIDO)は6月4日,開発途上国や市場経済移行国におけるエネルギー・環境問題の解決に向けて協力することで合意,古川NEDO理事長と第5回アフリカ開発会議(TICADV)に参加するために来日中のカンデ・ユムケラーUNIDO事務局長が,都内で包括協力協定を締結した。

NEDOとしては,UNIDOの発言力が大きい国際会議や国際枠組みを通じたNEDO実証技術の普及促進を期待し,また,UNIDOとしては,エネルギー・環境分野におけるNEDOの最新技術に関する知見やプロジェクトの成果・実証技術の普及により工業化が進展することを期待している。

NEDOとUNIDOは双方の強みを活かしつつ,今後,急速な開発と市場拡大が見込まれる途上国において日本技術の展開を拡大・加速していく予定。特にアフリカについては,UNIDOの重点国であり,NEDOにとっても,新たな可能性を広げる機会となる。

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