古河AS,フィリピンにワイヤーハーネスの新工場を建設

古河電工100%子会社の古河ASは,ワイヤーハーネスの生産体制を増強するため,2012年10月に操業を開始した,フィリピン・バタンガス州の FURUKAWA AUTOMOTIVE SYSTEMS LIMA PHILIPPINES INC.に新工場を建設する。約20,000m2の建屋を建設し,2014年1月に操業を開始する。

この増強により,2015年までには既存工場も含め,売上高は現在の2倍の約120億円を見込む。また,人員についても2014年末までに約5,000人体制とする予定。今回の増強は,今後増加が見込める日本向けワイヤーハーネスの生産が主目的で,中国等の賃金高騰や労働争議などの生産リスクを回避する為の重要な受け皿拠点としても位置付ける。

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