産業技術総合研究所バイオメディカル研究部門生物時計研究グループ研究グループ長の大石勝隆氏は、日清製粉グループ本社、オリエンタル酵母工業と共同で、食餌性肥満モデルマウスを用いて、小麦ポリフェノールが持つ活動リズム改善効果や、肥満や耐糖能異常の抑制効果を発見した。
今回、小麦の表皮に含まれる小麦ポリフェノールが、食餌性肥満モデルマウスの活動リズムの乱れや耐糖能異常を抑制し、顕著な抗肥満効果を示すことを明らかにした。小麦ポリフェノールを含む全粒粉の摂取による、糖尿病や肥満、メタボリックシンドロームなどの代謝異常の予防につながる可能性が期待される。
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