東北大、糸状菌由来の免疫回避機能性素材を用いた新規医療用ナノ粒子の開発

東北大学未来科学技術共同センター(NICHe)教授の阿部敬悦氏、原子分子材料科学高等研究機構教授の阿尻雅文氏、医学系研究科教授の川上和義氏 、加齢医学研究所教授の福本学氏らの共同研究により、新規医療用ナノ粒子の開発に成功した。

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簡単に言えば「体内に投与したナノ粒子を、白血球等につかまらず、効率よく目標の臓器・器官に届ける事が出来るようになった」という事。ナノ粒子の表面を免疫系に見付からない(ステルス)物質でコーティングして、白血球等に感知されないようにした。

ナノ粒子は MRI や DDS など医療分野への応用が図られているが、血中に投与したナノ粒子が細網内皮系においてマクロファージにより捕捉され、標的組織へ送達できないことが課題だったが、今回、新規医療用ナノ粒子を開発した。

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