NTTドコモは，FOMA®エリアで利用できる車載型パケット対応トランシーバサービスを開発した。従来の業務用無線を利用し，トラックやバスの運行管理，タクシー無線などを利用している法人向けサービスとして9月の提供開始を予定している。

同サービスは，音声通話（半二重通信）やデータ通信だけでなく，全国のFOMAエリアにおいてトラックやバス等の運行管理や配車システムと連携する機能を有した音声端末。 従来の無線方式を利用するためには独自に基地局の構築や運用を行ない，免許の取得が必要な場合もあったが，同サービスを利用することで，無線免許申請や無線資格従事者による工事が不要となり，基地局の構築コストを抑え，運用にかかる稼働を削減することができるようになる。

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