リコー,インクジェット関連技術の外販事業を強化

リコーは,産業分野における印刷需要拡大への対応を狙い,インクジェット関連技術の外販事業を強化する。4月1日に新組織「IJソリューションセンター」を発足し,これまで国内外のグループ会社に分散していた関連事業を機能統合する。これによりグローバルにワンストップでニーズに対応し,2016年度の同事業における売り上げ300億円規模を目指す。

同社は産業分野の顧客に対し,従来から積層ピエゾ技術を用いたインクジェットヘッドの外販事業を展開しており,業務用グラフィックスや三次元造形など,紙だけではなく,様々なメディアへの印刷応用を手掛けており,さらなる技術のすそ野の拡大を狙う。

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