オリンパスメディカルシステムズは,対象臓器の立体観察が可能な外科手術用3D内視鏡システムと,世界で初めて先端に湾曲機能を搭載した外科手術用3Dビデオスコープを4月下旬より全世界で順次発売する。
ビデオスコープ先端にイメージセンサー(CCD)を2枚搭載し,高精細なハイビジョン3D映像で細部まで詳細な観察ができる。奥行きのある3D映像により,例えば縫合時には針の向きがわかりやすく見えるなど,従来の2D映像では難しかった対象臓器の立体的な把握をサポートし,手術の精度向上と時間短縮に貢献する。
また,3Dビデオスコープの先端が4方向100度まで湾曲が可能なので,対象部位の正面視だけでなく,裏側まで,片手操作で観察が可能。あらゆる角度からの視野を自由に作ることができるので,難易度の高い手術でも,空間を有効的に活用した外科作業をサポートする。
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