ソニーは業務用有機ELパネルのとして,プロフェッショナルの要求に応える忠実な映像信号を再現する56型と30型の4K有機ELモニタ(56型:3840×2160ピクセル,30型:4096×2160ピクセル)を開発した。4月7日から米国ラスベガスで開催される放送機器展示会「NAB」にて技術展示する。
今回視野角を大幅に向上し,従来のモデルと比較して視野角による色の変化が半分以下に改善,業務用フラットディスプレイにおける業界最高クラスの視野角を実現した。17型,25型の計6モデルの業務用有機ELモニターに搭載してラインアップを刷新する。
視野角の向上により,編集室等で複数名が並んで1台のモニターを見て制作,確認を行う際にも,カラーシフト(斜め方向からの視聴で映像が青味かかって見える現象)がほぼ発生せず,効率的な映像制作を実現する。同社は2014年中に30型の4K有機ELモニターの発売を視野に入れ,開発を進めている。
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