コニカミノルタ,10×12インチサイズのカセッテ型デジタルX線撮影装置を発売

コニカミノルタは「AeroDR」シリーズとして,世界最軽量となる1.7kgを実現した10×12インチサイズの「AeroDR1012HQ」をラインアップに加えた。手などの小さな部位の撮影に使いやすく,保育器や小児用撮影台のカセッテホルダーにもJIS規格適合のサイズのため,簡単にセットできる。7月より発売予定で,価格は20,980,000円。

他の「AeroDR」シリーズと同様,ヨウ化セシウム(CsI)シンチレータ(蛍光体)の採用により,CRに比べ約半分のX線照射量でも高画質の診断画像を得ることができるので,患者への被曝リスクを大幅に低減することができる。バッテリーにはリチウムイオンキャパシタを採用。安全性が高く発火の危険性が無い,充電速度が速い,充放電を繰り返しても劣化しにくいという特長に加え,省電力設計も兼ね備えた。

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本製品のラインアップへの追加により,「AeroDR長尺システム」と併せて,整形外科分野の全ての撮影を「AeroDR」シリーズで対応でき,より多くの医療現場でX線照射量の低減とデジタル画像診断の効率化に貢献できる。

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