富士フイルム,スマートフォンやタブレット上で医用画像を閲覧できるビューワシステムを発売

富士フイルムは,PACSで管理されている医用画像をスマートフォンやタブレットPCなどのさまざまな端末上での表示を可能にするシンクライアントビューワシステム「SYNAPSE ZERO」を,富士フイルムメディカル通じて5月10日より発売する。

「SYNAPSE ZERO」は,放射線科PACSの同社「SYNAPSE」とシームレスに連携し,「SYNAPSE」に蓄えられた画像を,権限を持った医師が普段利用している携帯端末上で閲覧できるシステム。シンクライアント方式を採用することで,画像表示に必要なビューワを携帯端末にインストールする必要がなく,ブラウザからログインするだけで画像を閲覧できる。また,院内外のさまざまな場所から携帯端末の機種やOSを選ばず使用できる。

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病棟で医師が回診する際に,画像を参照しながら患者の治療経過を確認したり,手術前後の治療方針説明を病棟のベッドサイドで患者に対して画像を見せながら行なうといった応用のほか,院内で医師同士が画像を閲覧しながらカンファレンスを行なったり,院外から画像を確認することもできる。

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