富士フイルム,乳がん検査用デジタルX線撮影装置向け新構造圧迫板を発売

富士フイルムは,乳がん検査用デジタルX線撮影装置「AMULET」シリーズ向けのオプション,新構造圧迫板「FS(FitSweet)圧迫板」を4月11日より発売する。価格は80万円。

従来までの圧迫板は,乳房の最も厚みがある部分に集中して圧力が加わっていたため,その部分に強い痛みを感じることが多くあった。「FS圧迫板」は,乳房と接触した際に圧迫板が乳房の厚みに沿って傾斜することに加え,圧迫板(ポリカーボネイト製)の前面部(胸壁部)と両側面部(左右)の計3か所に隙間(スリット)を設けることで,乳房を圧迫する際の圧力が面内で分散される設計になっている。

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マンモグラフィ検査に対する「痛い」という不安感を低減し,より受診しやすい環境を提供することを目指した。

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