古河電工グループの岡野電線は,側面からの圧力に強い外径φ6.0mmの光ファイバケーブル「ゴリラ(R)ケーブル」を開発し,この3月から通信事業施設やデータセンタ向けに販売を開始した。2013年度には5,000万円以上の売上げを目指すとしている。
今回開発した光ファイバケーブルはシース材に難燃熱可塑性エラストマーを用い,圧力を受けた際にケーブル内の光ファイバに負荷がかからない構造を採用したもので,側面に強い圧力が掛かっても,光ファイバの光損失増加量が少なく,ケーブルに復元力があるなどの性能を持つ。現在ラインナップしているのはSM(R15)とGI(50/125)(R30)。ファイバ心数は2心で,丸型ケーブルの仕様。難燃性はJIS C 3005に準拠し,耐油・耐薬・耐水・耐摩耗性にも優れる。今後は随時ラインナップを増やしていく考え。
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