九州大学は、平成 25 年 4 月 1 日(月)~7 月末(予定)まで、文部科学省 情報ひろば「科学技術・学術展示室」(東京都千代田区、旧文部省庁舎 3 階)で、応用力学研究所教授の大屋裕二氏らの研究グループが開発した「レンズ風車」の小型デモ装置を設置して風力エネルギー活用の実演を行い、また、パネル展示でレンズ風車の原理・メカニズムや関連するプロジェクトを一般向けにわかりやすく紹介する。
開発された「レンズ風車」は、通常のローター(羽根)に簡単なリング状の構造物で覆うだけで、風エネルギーを集中させ、風力発電の効率を飛躍的に高めた新しいタイプの風力発電システム。従来の風車と比べ2-3倍の発電出力の増加を達成し、現在まで小型(1-3kW 機)、中型(100kW 機)のレンズ風車を開発している。この風車は、高出力に加え、静粛性、安全性、そして周囲の景観に溶け込む美しさがある。
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