ソーラーフロンティアは，2012年末から稼働を一時休止していた宮崎県清武町の宮崎第二工場（公称能力60MW）で，CIS薄膜太陽電池の生産をこの7月1日を目途に再開する.

現在，第二工場で生産される製品については，市場の動向を見つつ検討中だが，今後予定されている新製品も生産できる設備を導入する計画だ。宮崎第二工場は2009年に稼働し，国富工場で実現した設計効率のベースとなるノウハウを積み重ねてきた。しかしながら，2012年末から公称能力900MWを誇る宮崎県の国富工場に生産体制を集中させるため一旦休止し，設備調整を行なっていた。