富士通セミコンダクター,1M・2MビットFRAMを発売

富士通セミコンダクターは,シリアル・インターフェース搭載の同社製FRAMとしては最大メモリ容量群となる,1Mビットおよび2Mビットの新製品「MB85RS1MT」「MB85RS2MT」をそれぞれ開発し,3月末からサンプル提供を開始する。

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両製品は,従来品の10倍となる10兆回の書き換え回数を保証しており,スマートメーター,産業機械,医療機器などへの使用に適している。同じ容量のEEPROMと比較して,書き込み時の消費電力量の92%削減が可能。

また,EEPROM,SRAMおよびデータ保持用電池とで構成されていたシステムメモリ部を本FRAM製品1個に統合できるため,部品コスト,実装面積,消費電力を大幅に削減することができる。機器の省電力化と小型化,および電池の削除によるメンテナンスの容易化にも貢献する。

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