京王電鉄は人工光利用型植物工場と,太陽光利用型植物工場を活用した農業ビジネスに参入する。
これは,今年京王電鉄が運行する電車・バスが100周年を迎えることを記念し,新たな事業を創出するために社内公募した事業プランの中から選ばれたものという。
今回農業ビジネスへの参入にあたり,「京王栽培研究所」と称する研究・開発用の植物工場を京王線狭間駅前(八王子市東浅川町)に建設し,高付加価値野菜や果物の研究・開発や販路を開拓し,2年後の事業化を目指す。
また,人工光利用型植物工場の光源には,昭和電工製のLEDを用いて,高速栽培技術の供与を受けながら,蛍光灯を利用した植物工場に比べ出荷サイクルを短縮させ,収穫量が増加する栽培技術の研究を行なう予定としている。
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