東大、肺炎の進展を阻止する新たな分子を発見

東京大学大学院農学生命科学研究科助教の村田幸久氏らの研究グループは、肺炎がおこった時に産生されるプロスタグランジンD2 (PGD2)という物質が、肺血管のバリア機能を強めることで、炎症を強力に抑える作用をもつことを発見した。さらに、このシグナル(受容体)を刺激する薬を投与することで、マウスの肺炎症状を改善し、その死亡率を改善することに成功した。

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本研究成果は血管を標的とした新しい肺炎治療薬の開発につながる可能性がある。

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