日立製作所のグループ会社であるバブコック日立は,ポーランドの発電会社であるエネア・ヴィトバルザニエ社より,コジェニッチェ火力発電所1,2,7,8号機(合計出力860MW)の排煙を一括で処理できる脱硫装置を受注した。2015年7月に運転を開始する予定。
2012年9月に受注した新規建設の11号機向けに続くもので,過去に同発電所に納入した脱硫装置の高い信頼性が評価され受注に至った。欧州では2016年1月より,火力発電所から排出される硫黄酸化物(SOx) や窒素酸化物(NOx)の規制強化が決定しており,欧州各国の電力会社は脱硫および脱硝装置を追加設置するなどの対策を進めている。
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