東大と京都工繊大、アフリカ睡眠病治療薬の候補化合物と標的タンパク質との複合体構造の解明

東京大学大学院医学系研究科教授の北 潔氏と京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科教授の原田 繁春氏はアフリカトリパノソーマが引き起こすアフリカ睡眠病の治療薬候補化合物と、その標的タンパク質(シアン耐性酸化酵素、TAO)との複合体構造を明らかにした。

130306UT2

TAO や TAO にアスコフラノン誘導体が結合した構造を日本が誇るSPring-8 や PF の放射光施設を用いた X 線解析で決定し、両者の間に働いている相互作用を明らかにした。その結果、さらに優れた睡眠病治療薬のドラッグデザインを加速できるようになった。

詳しくはこちら