富士通は、次世代通信方式LTE-Advancedに対応した、NTTドコモの「高密度無線基地局」の開発メーカーに選定された。
現在のLTE無線基地局に対して大幅な機能・性能向上を目指して「高密度無線基地局」を開発する。これは、LTE方式を拡張したLTE-Advanced方式に対応し、新規機能としてキャリアアグリゲーション技術を実装する。キャリアアグリゲーション技術は、複数の無線周波帯域を同時に組み合わせて通信を行なうことにより、無線通信速度の高速化を図ることを可能にする。
今回開発する基地局装置は初期性能として、現在のLTE方式の2倍の最大下り300Mb/sの高速通を実現する。さらに、将来の端末能力向上に合わせて、最大下り3Gb/sまで拡張できる能力を備える。また、基地局の高密度化により、広域のエリアをカバーするMacro cellとカバーする範囲を小さくしたSmall cellを合わせて、最大48セルまで収容することが可能な見込み。
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