富士フイルム,X線量を大幅に低減したX線画像診断装置の高画質・大型モデルを発売

富士フイルムは,撮影時のX線量を大幅に低減可能なDR方式・無線タイプのデジタルX線画像診断装置「CALNEO」の高画質・幅広サイズ(17×17インチ)の「FUJIFILM
DR CALNEO C 1717 Wireless SQ」を発売する。

独自の「ISS方式」の間接変換型FPDの蛍光体(シンチレータ)に,光変換効率が優れたCsI(ヨウ化セシウム)を採用。さらにシンチレータと受光素子を貼り合わせる「接合構造」を組み合わせたことで,一般的な間接変換型FPDにおいて世界トップレベルのDQE(量子検出効率)を実現した。これにより同社従来型CRシステムと比べて約半分のX線量でも高画質な画像を得ることができる。

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パネルサイズは17×17インチの幅広タイプのため,被験者の体格に合わせて縦横を入れ替える必要がなく,広い部位を一度に撮影可能。また,アナログ用の立位・臥位撮影台へそのまま装着できる。

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