月刊OPTRONICS 特集序文公開

テラヘルツスペクトラムの国際標準化動向

著者:情報通信研究機構 小川博世

1.はじめに

2020年10月号のオプトロニクス特集号で紹介した『テラヘルツスペクトラムの標準化動向』からほぼ6年が経過し,国際電気通信連合無線通信部門(ITU-R)におけるテラヘルツ(THz)スペクトラム研究もその間,関連作業部会(WP)において着実な進展を見せている。本稿では2020-2023年及び2024-2027年のITU-Rの研究会期におけるTHzスペクトラム研究の取組み概要を紹介する。さらに,2023年には世界無線通信会議(WRC-23)が開催され,THzスペクトラムに関連した議題の提案も行われたため,その概要も紹介する。

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