1.はじめに
AI/MLの進展により,データセンターおよびサーバー内で処理されるデータ量は急速に増加している。xPU,メモリ,SmartNIC,スイッチASICなどのIC間では,大容量かつ低遅延のデータ伝送が求められる一方,従来の電気配線では,伝送損失,消費電力,実装密度,熱設計の制約が顕在化している。これらの課題に対応する技術として,ASICやスイッチICの近傍に光I/O機能を配置するCo-Packaged Optics(CPO)が注目されている。CPOの実用化には,光デバイス,電気回路,光導波路,光源,パッケージ基板,電源,熱設計,実装プロセスなどを統合する必要がある。しかし,光電融合デバイスでは,後工程で問題が見つかった場合,要因が光デバイス,電気回路,光結合,基板配線,実装のどこにあるのかを切り分けにくい。そのため,早い段階で特性を把握し,設計やプロセスへフィードバックする評価技術が重要となる。
本稿では,シリコンフォトニクスICを内蔵するCPOパッケージ基板を対象に,まず評価対象を整理する。次に,光リンク性能に大きく影響する光導波路評価を取り上げ,さらに開発段階に応じた評価,設計フィードバック,自動化・標準化による評価効率化について述べる。
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