平成24年4月1日より、食品の放射能濃度について新たな基準値が定められた。食品について微弱な放射能を正確に定量するためには、測定対象に対応した放射能分析用の標準物質が必要になった。JST 先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として、武蔵大学教授の藥袋佳孝氏を中心とした開発チームは、放射能分析の妥当性確認や測定器の精度管理に使用できる大豆の放射能分析のための標準物質を開発した。
放射能分析用大豆認証標準物質(粉末状、低濃度)は、日本分析化学会が2013年6月17日から頒布を開始する。現在、より高濃度の大豆認証標準物質の開発も進めており、2013年8~9月に頒布を開始する予定。
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