講演概要︓半導体デバイスの多層配線プロセスでは、10 nm~10 µm というスケールで種々の金属・絶縁材料、フォトリソグラフィ用材料、エッチングガスなどが用いられる。また、プロセスという観点でも、ドライ、ウェットなど非常に多様である。本講演では、LSI における配線構造、多層配線プロセスフローに始まり、メタルCVD︓W(Blanket・Selective)を事例にしたインキュベーションの概念、反応律速、供給律速含む反応論、メタル ALD などの要素技術や低誘電率材料(低誘電率材料設計、Low-k 膜の加工とインテグレーション)の動向について概説する。さらに、最新メタライゼーション技術や多層配線プロセスのプラズマチャージングダメージ・配線信頼性(バスタブモデルと不良 mode、EM メカニズム、SM メカニズム、TDDB 評価、信頼性向上策)についても概説する。
プログラム(若干時間が前後することがあります):
16︓00~16︓10 開催の挨拶
16︓10~18︓45 セミナー(途中休憩と質疑応答を含む)
18︓45~18︓50 閉会
- 参加費:
- 無料
- 定員:
- 100 名(先着申込順)
- URL:
- https://www.omu.ac.jp/orp/assets/kouza240110.pdf
お問合せ先:大阪公立大学 協創研究センター 半導体超加工・集積化技術研究所
TEL: 072-254-9821
E-mail:semicon.tech.omu@gmail.com