今回の発表によると2019年の米国における特許の取得総件数は333,530件で,前年比15%の伸びとなります。 今回の発表内容を含む10年間における上位15社の特許取得件数推移をまとめました(表1)。 27年連続でトップのIBMに続いてサムスン電子が14年連続,キヤノンが9年連続で2位,3位を維持しています。数年前までは毎年5~8社の日本企業が含まれていましたが2015年以降は減少が続く一方で,昨年は2社となってしまいました。近年は“GAFA”などと呼ばれる企業が躍進を続けていますが,その“GAA社”は上位の常連になっています。又,もう一つのFacebookは2018年の58位から昨年は36位まで急上昇中です。
4社の中で最も古いAppleは,当時Atariの技術者だったスティーブ・ジョブズ(1955-2011)と当時Hewlett Packardの技術者だったスティーブ・ウォズニアック (1950- )のマニアが作り上げたマイクロコンピュータ を基に1976年に創業されました。更に,仲間を増やしながらMacintosh(1984)やiMac(1998), iPhone(2007) などの斬新な製品やサービスを生み出してきました。
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