パイオニアは,4Kコンテンツである“Ultra HD Blu-ray”の再生に世界で初めて対応した16倍速記録(BD-R:1層25GB)対応内蔵型BD/DVD/CDライター「BDR-S11J-BK」と「BDR-S11J-X」を2月下旬に発売する(ニュースリリース)。オープン価格。
フルハイビジョンよりも高精細な4K解像度のコンテンツの提供が始まり,その市場は,今後さらなる拡大が見込まれている。PC関連市場においても,高精細な4KコンテンツをPCでも楽しみたいといったニーズが高まっている。
両モデルは,高精細な4Kコンテンツ“Ultra HD Blu-ray”を再生できるほか,BDディスク(1層:25GB/2層:50GB),BDXL™ディスク(BD-R XL:3層100GB/4層128GB,BD-RE XL:3層100GB)への記録と再生が可能。
また,オーディオCDのデータを忠実に読み取る「PureRead(原音再生)」の再読み取り性能を向上させた「PureRead4+」を搭載したほか,リアルタイムでデータ補間の発生頻度を抑える「RealTime PureRead」など,PCで音楽を楽しむための機能も充実させた。
「BDR-S11J-X」は,再生するオーディオCDの再生品質を4段階で表示し,低い品質の場合には本機の設定変更などの対処方法を表示する「オーディオCDチェック機能」を搭載しており,CDリッピングや音楽再生などの用途に適している。また,ハイエンドオーディオ機器にも採用している塗装をディスクトレーに施し防振性能を向上させるとともに,筐体の内外装に特殊塗装を施すことで放熱性を高め,高い静音性と信頼性を実現したという。