ティーエスラボは,ダイナミック光パワーメーターに最適な時間積測定が可能な波形解析ユニット「DWA-30」を発売した(製品ページ)。
サンプリング時間は10ns~10usの10倍ステップで4種類から選択可能。入力電圧は0±1Vで,12bitのデジタル値に変換する。
測定結果は,LCD画面上にピーク値・平均値・実効値・時間積値として全てを同時に表示。また,測定結果はあらかじめ設定された判定値に対しての判定が行なわれ、結果をLCD画面に表示し外部出力端子にも詳細な判定結果をリアルタイムで出力する。
測定動作モードは,マニュアル操作から信号トリガーモードまで6種類を搭載。測定開始条件として,入力信号レベルの閾値設定やトリガー点からのディレイ設定ができる。
さらに,測定範囲を指定する測定スパンや最初の信号だけを測定するワンショット機能も装備。LCD画面には波形トレース機能を設け,入力信号の様子を観測できる。波形トレースは,拡大表示・表示位置変更の操作が可能。パソコン等からの遠隔設定または測定データの読み込みが可能な通信ポートを装備する。
フォトダイオードアンプ「LTAシリーズ」との組み合わせでダイナミック光パワーメーターとして使用することができる。同社では,光パワーメーターセット(「DWA-30」と「LTAシリーズ」の組み合わせ)を発売する予定。