古河電気工業は，コア直視型光ファイバー融着接続機「S178」の後継機種として「S179」を新たに開発し，販売を開始する（ニュースリリース）。

光ファイバーの接続が行なわれる現場では，光ファイバーを低損失で安定して接続する基本特性が求められるだけでなく，装置の操作性，動作時間，耐久性等も重要な要素となる。

同社ではこれら全てを高次元で満たす製品を作るため，今回全ての設計を見直した。新製品は優れた操作性，高速融着接続，高速加熱補強，タフボディを特長とする。

単心光ファイバー専用で，光ファイバーのコアを直接観察して高精度に軸合わせを行なうタイプなので，幹線からFTTH工事あるいは光製品の製造工場等の様々なシチュエーションで利用できるとしている。