NHK放送技術研究所(技研)は,最新の研究成果を広く一般に公開する「技研公開2016」を,5月26日(木)~29日(日)の4日間の日程で開催する(ニュースリリース)。
70回目となる今年は,新たな可能性を開く放送・サービスの創造に向けた5つの技術を中心に27項目の研究開発成果を展示する。
■ 進化が続く「スーパーハイビジョン」
■ 新しい放送サービスを提案する「インターネット活用技術」
■ 人と社会をつなぐコンテンツ制作技術「スマートプロダクション」
■ 自然な立体映像の実現に向けた「立体テレビ」
■ 最新の研究を支える「次世代デバイス」
8月1日に試験放送を開始するスーパーハイビジョンでは,家庭で視聴するための「シート型の大画面ディスプレー」の展示など,スーパーハイビジョンの未来像を展示する。また,特殊なめがねを用いることなく自然な立体映像を見ることができる立体テレビの実現に向け,8Kパネルを用い,立体映像の可視範囲が従来よりも広い「インテグラル立体テレビ」も展示する。
8Kの大画面上映や,講演会・研究発表会も実施。5月28日(土),29日(日)には,研究員が解説する「ガイドツアー」や,子供を対象としたイベントも開催する。