ソニー,イメージセンサー/ディスプレイの生産停止

ソニーは,4月14日以降に発生した熊本地震の影響について発表した(ニュースリリース)。

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング 熊本テクノロジーセンター(熊本県菊池郡)は,主にデジタルカメラや監視カメラ向けのイメージセンサー及びディスプレイデバイスなどを生産しているが,地震発生直後より現在まで,生産活動は停止している。

現在,建屋や生産装置の被害状況は確認中で,余震が続いていることもあり生産再開は未定だとしている。

また,スマートフォン向けイメージセンサーの主力工場である同社長崎テクノロジーセンター(長崎県諫早市)及び4月1日より同社工場として稼働開始した大分テクノロジーセンター(大分県大分市)は,地震発生後,一部の生産装置が一時停止していたが,4月17日より順次復旧し,生産を再開している。

さらに,同社鹿児島テクノロジーセンター(鹿児島県霧島市)は,地震発生後も大きな影響はなく稼働している。

なお,地震発生時に各事業所内で勤務していた従業員に人的被害はない。また,この地震による連結業績への影響については,現在精査中だとしている。