ソニーは,スポーツシーンの決定的瞬間をハイフレームレート撮影で捉え,4K・8倍速スローモーション映像を実現するマルチフォーマットポータブルカメラ「HDC-4800」と周辺機器を2016年秋に発売する(ニュースリリース)。参考予定システム価格は40,000,000円+税。
搭載した新開発 Super 35mm 単板CMOSイメージセンサーによりデータ読み出し処理を高速化し,4K映像(3840×2160)で最大8倍速,フルHD(1920×1080)画質で最大16倍速スローモーション映像を実現する。
従来の映像制作規格ITU-R.BT709に加えて,次世代放送の映像制作規格(ITU-R BT.2020)に対応し,広い色域を使用した色再現システムを実現する。
同時発売の撮影データの画像処理・映像出力を行なうベースバンド・プロセッサユニット「BPU-4800」には,新たに大容量ストレージ機能を搭載。4K映像を8倍速で,最大4時間の連続記録できる。
また,マルチフォーマットプロダクションスイッチャー「XVS-7000」,「XVS-6000」も年内に発売する。