セイコーエプソンは,レーザー光源を採用した3LCD方式のプロジェクター(3LCDプロジェクター)のビジネス向け新ラインアップを開発,年内に全世界で発売する(ニューリリース)。
同社の3LCD技術に新しく開発したレーザー光源を組み合わせた新ラインアップは,3LCDプロジェクターとしては世界最高である明るさ25,000 lmから6,000 lmまで7モデルを揃える。
同社は大展示場,コンサートホール,屋外サイネージ向けなど,プロジェクターのラインアップを充実させてきた。今回ラインアップを拡充する高光束プロジェクターの全世界市場は2020年までに125%に拡大すると予測されており,同社はこの市場のニーズに見合った技術や製品を開発するために集中的な投資を行なってきた。
その結果,レーザー光源に世界で初めてとなる無機の素材でできた蛍光体と無機のLCDパネルを組み合わせることで25,000 lmの明るさに加え,約20,000時間メンテナンスフリーという高い信頼性を実現した。
また,高い画質や設置性を兼ね備え,さらに4K対応のレンズと世界初のゼロオフセットの超短焦点レンズも併せて提供することで,場所を選ばず,ビジュアルコミュニケーションの実現をサポートする。