古河電工グループの岡野電線は,側圧が掛った場合でも光損失増加量が少なく(同社比),軽量で可とう性が高く,しなやかな耐側圧屋外光ケーブル「屋外用ゴリラ®ケーブル」を新たに開発し,10月より販売を開始した(ニュースリリース)。
このケーブルは,重量物が落下した場合や,ケーブル輻輳により側圧が掛り,通信障害の発生が懸念される使用環境下でも安心して使用できるよう,ケーブルの耐側圧を向上させたもの。
特に難燃性,耐候性,耐油性,耐水性,耐摩耗にも優れていることから,屋外はもちろん,工場などで油などが付着する環境でも使用が可能。さらに光ファイバーのため,ノイズの影響もない。
また,軽量で可とう性が高く,しなやかで施工がしやすいことから,工事施工工数の削減も期待できるとしている。
この製品は,同社が光ファイバの線引き製造技術から長年培った技術をもとに,屋外用耐側圧光ファイバーケーブルとして開発したもの。